理念をかかげ 意欲を喚起し 共に行動

ガバナー 木村 静之

国際ロータリー第2630地区
2018-2019年度
ガバナー 木村 静之

ガバナー 木村 静之
©Rotary International

「理念をかかげ」 1905年にポール・ハリスは心から信じあえる友を求めてロータリーを作りました。初めは親睦と互恵だけのロータリーでしたが、その後、多くの先達によって崇高な理念と素晴らしい原理が付け加えられました。奉仕の理念は、ロータリアンの倫理を高め、それに基づく実践を重ねてきました。私たちは、職業奉仕という幹の中にある「奉仕の理念」をお互いにしっかりと掲げたいと思います。
 そして、奉仕の理念を学ぶ場が「例会」であります。職業人としての倫理を向上させ、互いに切磋琢磨し学ぶ場が「例会」であります。例会のプログラムを大切にし、例会への出席を大切にしましょう。例会によって理念が改めて会員に浸透されるのです。例会は「人生の道場」です。

「意欲を喚起し」 奉仕活動を担うのは個々の会員です。一人一人の会員を大切にし、会員の奉仕に対する意欲を呼び起こすことができれば、ロータリーはより大きなことができ、地域社会に、世界に、より良い変化を生み出すことができるでしょう。
 変化を生み出すことへの意欲を、どのように喚起したらいいのでしょうか。一つは、感動体験です。ロータリーでの自らの感動体験を思い起こしてください。また、他のロータリアンの感動体験の話を聞きましょう。私たちはそこから意欲をもらいます。皆さんがロータリーに入会してからの感動体験を、お互いに話しましょう。それはさらなる奉仕へのインスピレーションとなるはずです。
(公共イメージの向上)ロータリーの地域社会における奉仕と世界における人道奉仕を世間に知ってもらうことは、私たち自身の意欲をさらに喚起することになります。世界中のロータリアンは、それぞれの地域で意義ある活動を続けています。ロータリーの数多くの成功談を世の人々に知 ってもらうことは大切です。ロータリーが主唱したポリオ撲滅が達成できれば、ロータリーの歴史的な成果として永く人々の記憶にとどめられることになるでしょう。それはさらなるロータリーの奉仕への励みとなるはずです。

「共に行動」 ロータリアンは信頼で繋がっています。ロータリーの仲間みんなで奉仕活動を実践しましょう。一部のメンバーだけの活動ではなく、多くの会員が参加して行うことによりさらに大きな良い効果が得られます。例えば委員長だけの活動ではなく多くの会員が参加するよう、意欲を喚起したいものです。
 主役は各クラブです。クラブの会長初めリーダーの皆さんは、ガバナー補佐や地区委員会から様々なヒントを得ることができます。地域社会における奉仕活動、国際奉仕、次代を担う青少年の育成のための奉仕活動、6つの重点項目として取り上げられる人道奉仕、ロータリー財団の地区補助金を活用した奉仕プロジェクト、グローバル補助金を活用した奉仕プロジェクト・・・。
「世界を変える行動人」キャンペーンは、インパクトのある活動によってロータリーが変化をもたらすということを、世界に向かって宣言するものです。

地区活動方針テーマ

理念をかかげ 意欲を喚起し 共に行動

地区重点目標

  1. 「奉仕の理念」の浸透と例会の充実
  2. 会員基盤の強化、意欲の喚起
  3. 奉仕活動の充実
  4. 公共イメージと認知度の向上
  5. ロータリー賞、RI会長特別賞に挑戦しよう

プロフィール

生年月日 昭和27年(1952年)10月25日
職業 弁護士
学歴 東京大学 法学部 卒業
所属クラブ 岐阜加納ロータリークラブ

略歴

1981年 弁護士登録
2000年 (株)KVK社外監査役
2016年 富士変速機(株)社外取締役
2016年 レシップホールディングス(株)社外取締役

ロータリー歴

1994年 岐阜加納RC入会
2007〜08年 岐阜加納RC幹事
2012〜13年 岐阜加納RC会長
2016〜17年 岐阜Bグループガバナー補佐
2017〜18年 ガバナーエレクト

公職

1998年 名古屋弁護士会副会長
2002〜08年 愛知県消費生活審議会委員
2005〜13年 愛知県情報公開審査会委員・会長
2007〜13年 愛知県建設工事紛争審査会委員・会長
2008〜14年 名古屋家庭裁判所家事調停委員
ベネファクター
メジャードナー
米山功労者(マルチプル)