奉仕プロジェクト

当クラブのテリトリーのメインは、岐阜県西濃地方の不破郡であり、ブラスバンド部を有する中学校は３校あります。３校とも最もメジャーで、部員数も多いクラブ活動がブラスバンド部です。当地域において、中学校ブラスバンド部は、地域の文化祭などにも出演し、地域との密接なつながりを持っています。

ただし、いろんな指導者に接する機会が少ないため、バンドクリニックや、楽器パート別講習会を開催すれば、各部員の技能の向上に明らかに寄与すると考えました。

更に、他校の生徒を交え研修する機会をロータリークラブが作ることにより、生徒のモチベーションを確実に上げることも目的にしました。本企画のタイトルを「なつぞらに響け」とし、学校別の色分けしたロータリーマーク入りTシャツを準備したことは、バンド指導者が直ちにどの中学校生徒か視認できることもさることながら、生徒が軽快な気持ちで楽しんで練習、演奏することに寄与しました。学校別色分けTシャツのアイデアは各学校の校長先生をはじめ担当教諭の大賛同を得ました。

この「なつぞらに響け」プログラムは、バンドクリニック、講習会開催、その後地域の人々に向けた演奏会も開催し地域の方々にもっと広く中学生ブラスバンドのレベルを知っていただくことまでの一連の流れを考慮したものです。そのため当クラブ員は、①レッスン講師の派遣、②各中学校との日程調整、③会場手配設営、④会の進行、⑤楽器及び生徒の移動、⑥その他雑用全般を行いました。

不破ロータリークラブは、この活動を通じて、クラブのモットーである青少年を応援し地域の基本的教育と地域社会の発展に貢献することができました。