社会奉仕活動 2020年7月~10月

【地区補助金事業】加納の歴史 文化継承プロジェクト(岐阜加納ロータリークラブ)

岐阜加納ロータリークラブ
会 長  小野 優

 幹 事  平松 洋一
社会奉仕委員長 浅野 真
ロータリー財団委員長 道家嗣典

2020年7月~12月  加納の歴史・文化継承プロジェクトを実施
2020年10月12日  中山道加納宿まちづくり交流センター完成式典
          (岐阜市への和傘、紹介ビデオ、加納城のジオラマ贈呈)

岐阜市加納地区は、江戸時代に加納城が築かれ、宿場町(中山道加納宿)としても発展し、日本一の和傘の生産地となるなど、独自の歴史・文化を有しています。しかし、そのような歴史・文化が地元でも忘れられ伝承されない危惧があります。中山道加納宿まちづくり交流センター(旧加納町役場跡地施設)が2019年10月18日に着工され、2020年10月12日に完成式典を行いました。新施設がまちづくり活動の拠点として有意義なものとなる必要があります。そこで、加納の歴史・文化継承につなげるための事業を岐阜加納ロータリークラブが主体となり、加納東・西まちづくり協議会、中山道加納宿文化保存会、加納まちづくり会との合同の加納の歴史文化継承プロジェクト委員会(木村静之プロジェクト委員長)を結成して下記の事業を行いました。
① 和傘の展示事業
 展示用和傘(室内)、干場和傘(庭)、野点和傘を展示しました。
② 紹介ビデオの作成事業
 加納の歴史・文化・祭りの紹介ビデオを作成しました。
③ 加納城等ジオラマ・展示パネル作成事業
 加納城のジオラマ(展示用)を鶯谷中学高校の地理歴史サークルと作成しました。
④ クラウドファンディング等による資金調達事業
 クラウドファンディング等で地元の方々を中心に寄付を集めました。

「中山道加納宿まちづくり交流センター」は2020年10月14日に開館しました。
館内には岐阜加納ロータリークラブが中心に進めてきた加納の歴史文化継承プロジェクト

委員会により寄贈された和傘、加納城のジオラマが展示され、当委員会が作成した加納の文化歴史の紹介ビデオも見ることができます。中山道を訪れる人へ休憩スペースやにぎわい創出の場を提供します。

ここは、宿場町・城下町・和傘といった加納の文化・歴史を発信し、地域の良さを再認

識できる場となっています。当クラブは、今後も地域団体と協働して、加納の歴史・文化継承プロジェクトに対する継続的な取り組みを行い、地域社会のネットワークを強化し、地域の活力を創成し、まちづくりに寄与していきたいと思います。

柴橋正直市長と木村静之実行委員長(岐阜加納ロータリークラブ)「完成式典」

右から岐阜加納ロータリークラブ小野優会長、加納西まちづくり協議会志知正博会長、加納の歴史文化継承プロジェクト木村静之委員長、柴橋正直市長、中山道加納宿文化保存会尾関孝彦会長、加納まちづり会水野律子会長、加納東まちづくり協議会川田政美会長

岐阜市長から加納の歴史文化継承プロジェクト委員会への感謝状

和傘展示(室内)

加納城のジオラマ(鶯谷中学高校地理歴史サークル作成中)