青少年奉仕活動 2020年12月

【地区補助金事業】不登校・登校拒否・引きこもり 児童生徒たちに学力向上事業 報告書(高山中央ロータリークラブ)

 会長         村瀬祐治

幹事         岡﨑壮男

30周年実行委員長   中田専太郎

R財団担当委員長   益田大輔

 

不登校・登校拒否・引きこもり 児童生徒たちに 学力向上事業 報告書

 

今期 高山中央ロータリークラブは創立30周年を迎え 創立記念事業として地区補助金を使って事業を行ってまいりました。

事業は主に2事業で構成され。

①例会に高山市教育長をお招きして卓話『不登校の現状と適応指導教室であい塾の取組』を頂き、事業内容と不登校の現状をお話しいただきました。

②不登校の子どもたちが通う『であい塾』へタブレット(通信機能付き・5年間ソフトライセンス付き) 

11台寄贈して、交流いたしました。

高山市教育委員会の不登校への取組について

高山市教育委員会では、学校へ行けない、家から出られない・・・そういった悩みをもっている小・中学生が一歩をふみ出すための力を培う場として、適応指導教室「であい塾」を設置しています。

適応指導教室とは一般的に、長期欠席をしたり、学校に行きにくさを感じたりしている小・中学生を対象に、学校とは別の施設で、学習支援や集団生活の適応、基本的な生活習慣の改善などを支援している教育機関であり 子どもたちが適応指導教室を利用することを通して、社会的自立を促しておられます。

 

タブレットで個別学習について

『であい塾』では、利用する小・中学生への学習を保障するために、その子に応じた内容や進度で対応することを大切にされ、タブレットによる学習ソフトを使った個別学習は大変効果的で個の学習の進捗状況やつまずきが分かり、教育相談員も次の指導方法が考えやすくなり全員が、じっくりとひとり1人の子に関って指導する機会が期待されると考えておられました。

また 自宅から出られない児童生徒へタブレットを貸出して 自宅にて個人学習とコミュニケーションが取れるとのことは大変有効方法だと考えられ、不登校児童生徒が孤独にならないのではと考えておられました。

そこで高山中央ロータリークラブとしてはこのような状況の中 学校へ通学できない児童生徒に 義務教育の学習の保障をするために タブレットによる学習で基礎学を学ぶ機会を作り 将来へ進む道を広げていく事業としてタブレット(通信機能付き・5年間ソフトライセンス付き) 11台(約100万円)を寄贈いたしました。

また 一連の活動並び寄贈に対して高山市より感謝状を頂きました。

 

新聞等に掲載された記事の紹介

中日新聞

市民時報

SARUBOBO