毎年10 月24 日は世界ポリオデーの開催日です。ビル&メリンダ・ゲイツ財団と世界中のロータリークラブのメンバーがポリオ撲滅のためにイベントを開催しております。
常在国は現在のところアフガニスタン、パキスタンでの国境地域の数例で99.9%までの感染を防止することに成功致しました。
ロータリーはこれまでに19 億ドル以上のポリオ募金とロータリアンのボランティアや職員が多くの時間を費やし予防接種、ファンドレイジング、アドボガシー活動などに従事して来ました。これまでの成果は素晴らしいものであり、ポリオ撲滅の達成は目の前に迫っています。
しかし撲滅達成にむけた課題は多く、引き続きの資金提供が必要です。撲滅が認定されるまですべての子供が予防接種を受けなければなりません、今後共世界ポリオデーに合わせた各クラブでのイベントを開催し、ロータリーによるポリオ撲滅の認識を高めて頂きたいのです。
先日「ブレス」しあわせの呼吸のロードショーを観て参りました。1960 年代を背景に作られた映画です。主人公のロビンは奥様と家族、取り巻きの友人の深い愛情につつまれ自宅療養を続けます。車イスや人工呼吸器、輸送機でのスペイン旅行など生きる行動でのドラマを目の当たりにすることができます。
そして学会でのポリオの治療の方法を入院ではなく家族の介護と生きる権限に目を向けて欲しいことを訴えます。
素晴らしい人生の生き方と介護の愛情を見せつけられた映画でした。名古屋での上映は9 月20 日で終了ですが、今年中に岐阜エリアなどでも上映が予定されているようです。この映画をご観賞頂き募金へのご理解とロータリー活動のエネルギーにして頂ければと思います。
地区財団チーム ポリオプラス小委員会
委員長 故金 正司