鈴鹿シティロータリークラブ
会長 岡村 信之
幹事 阪田 宣之
社会奉仕委員長 寺尾 幸久
開催日
2019年7月24日(水)
場所
鈴鹿里山学院
趣旨・内容
「鈴鹿里山学院」は、虐待・育児放棄その他さまざまな事情で、親元を離れて暮さざるをえない子供たちを預かり、育成する児童養護施設です。同学院は主に県・市の助成により運営されていますが、遊具は助成対象になりにくいようで、屋外遊具が全くありませんでした。そこで、当クラブは、同学院の子供たちが外遊びを通じて健やかに成長する一助になることを願って、砂場他3点の遊具を寄贈することにしました。
7月24日、当クラブの例会を同学院で開催し、遊具寄贈の記念式典を行うとともに、同学院の施設内を見学し、職員から施設概要の説明を受けました。
そして、単に遊具を寄贈するだけでなく、当クラブのメンバーに児童養護施設についての理解を深め、支援の輪を広げてもらうために、7月7日に開催された同学院の夏祭りに当クラブ有志で屋台を出し、児童・職員・地域住民等にカキ氷をふるまい、彼らとふれあう機会をもったり、10月9日のホーム例会に同学院の院長をお招きして、児童養護施設の役割・実情等についての卓話を拝聴するなどしました。
なお、同学院には、育児に悩む親御さんたちが気軽に利用・相談できる「児童家庭支援センター」が新たに併設されましたが、同センターを訪れる子供たちの心身の状態をチェックするのに、屋外遊具で遊ぶ様子の観察が不可欠になっているそうです。早速、遊具を有効に活用していただいていることがわかり、寄贈できてよかったなと思っています。