津北ロータリークラブ
会長 乙部 公裕
幹事 東 和生
実行委員長 栗眞 惠光
概要
日時
令和元年10月2日(水) 午後2時~
場所
三重大学病院6階 南棟 小児科プレイルーム
対象者
三重大学病院小児科に入院中の乳児、幼児、小児、中学生、親
内容
三重大学病院の小児科で病気と闘う子どもたちを応援するために、三重フィルハーモニー交響楽団によるミニコンサートを開催し、また、紙芝居、ペープサート、三輪車、小児用玩具の数々を贈り、併せて子供たちのために自由にお使いいただける浄財を寄付しました。
闘病中の子供たちが、普段身近に見ることがないヴァイオリンやヴィオラから流れ出るクラシック音楽や、知っている曲などを間近で見聞きし、また、病棟のプレイセラピストが演じる紙芝居やペープサートに興じ、数々の玩具に触れることで、ひと時の安らぎに浸ってもらえることができました。
病院という外界から隔離された空間に置かれ、病気と日々闘う子どもたちの精神衛生は明るく朗らかなものとはなり難く、子供の病気にとって心のあり様が治癒に至る過程で大きく作用することが医療関係者からも明らかにされています。そのため、今回、外界のさわやかな空気に触れ、ひと時でも明るく朗らかな気分に浸ることは病児にとって、より良いものであったと思います。
このミニコンサート開催にあたり、三重大学小児科の平山教授を卓話に迎え、病気で長期入院する子供たちが置かれている環境などを全会員が理解するとともに、今回のプロジェクトの意義を理解し、開催に向け、尽力しました。
当日は、女性会員の司会のもと、玩具等の贈呈、ミニコンサートの実施など、子供たちの負担がなるべく少なくなるよう注意しながら、楽しい時間を過ごすことができました。