会 長)鈴木孝治
幹 事)小林健二
奉仕部門長)長谷川真嗣
日本全国が、コロナ感染の難局に直面して1年が過ぎ、今なお感染状況は収束の目途が立たない。ロータリークラブの事業活動も基本となる例会も含め制約を受けている。当クラブの2020-2021年度の地区補助金事業である。表題の”U-9ジュニアフットサル大会”は開催予定日直前まで実施を前提に検討を続けてきた。しかし1/7に首都圏に2度目の緊急事態宣言が発出され、1/13には愛知県、岐阜県に同宣言が発出され、翌1/14には三重県に独自の緊急警戒宣言が発令されるに至って、地元のサッカースポーツ少年団の活動も自粛することとなった。一連の状況を考慮して、やむなく本大会の開催中止を決定した。募集の結果、約160人もの小学生たちの参加を予定していただけに残念であった。
しかしながら、このフットサル大会と並行して、地域への贈呈事業も進められた。少年用のサッカーゴール2台を地元の競技場に寄付するというもので、年明け早々の1/14に納品され、翌1/15当クラブ会員により組み立て及び設置が完了した。これにより、地域の学童チームがこれまで以上に整った環境で競技を実践していくことで各個人のスキルアップが図れ健全な青少年育成につながっていくものと考える。
1/21伊賀市庁舎内の市長応接室にて、サッカーゴール目録贈呈式が、とり行われた。伊賀市から、岡本栄市長、教育委員会、スポーツ振興課、生涯学習課、当クラブからは、鈴木孝治会長、小林幹事、奉仕部門と大勢の関係者が顔をそろえた。また、各社新聞、CA-TV、地域広報誌等の取材関係者も詰めかけた。冒頭に、鈴木会長が「コロナ禍の中、微力ではありますが地域の青少年育成に少しでも手助けをしたい。」と事業主旨を述べると、岡本市長が「上野東ロータリークラブの皆さま方には、この度の事業だけではなく、高校生の音楽指導、青少年の読書感想文協賛等、日頃から、多分野にご貢献いただき感謝申し上げます。」と、謝儀の辞を述べられた。そして、贈呈目録とサッカーゴールのパネル写真が鈴木会長から岡本市長に手渡された。記念撮影後、鈴木会長が各報道機関に事業活動の経緯を説明した。
ジュニアフットサル大会は中止となったが、当クラブが地道に継続している様々な青少年育成事業が、次世代、次々世代の若者たちに少しでも役立つことを切に願います。
新聞に掲載された記事